道具
プロジェクションマッピング作品の撮影にも便利な機材を揃えてみました。
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次の作品制作へ向けて、着々と準備(というか投資)を進めています。特に撮影機材は、僕の場合、作品の素材から記録撮影まで使えるので、出番の多い機材です。どこのカメラメーカーが良いのか、とても悩んでしまうテーマの一つですが、それは性能・用途そして予算によって、正解はないと思っています。
僕の場合、ミラーレス一眼レフでフルHDの動画撮影ができるオールインワンのカメラが欲しくて、2010年にSONYのNEX-5を購入しました。予算を考えなければ、キャノンの5D MARK-Ⅱといったカメラの方が良いのかもしれません。周辺機器を考えると、本体価格の差以上にお金がかかってしまうので、そう簡単にはいきませんね。
また、NEX-5は、Eマウントというレンズマウントを採用しています。SONYからNEX-VG10というそのEマウント対応のビデオカメラが発売されました。SONYは、元々ビデオカメラにも強いですし、機材の共有化をするメリットがあったので、ビデオカメラもNEX-VG10を選択しました。
NEX-5は、ダブルズームレンズキットを購入し、NEX-VG10もレンジの広い望遠が200mmのレンズがついていました。あまり共有する機材がなかったのですが、使ってきた経験をふまえて、今回機材の追加を始めています。
シグマ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ソニー用
Manfrotto スタンド用 ライトスタンドケース90cm MB LBAG90
ハクバ写真産業 フリープレート ストレート型 KPT-03
SONY レンズマウントアダプター LA-EA2
プロジェクションマッピングの記録撮影を行っていると、1日で撮影がうまくいかないことがよくあります。なぜかというと、夜の光り物の展示物を撮影する際、シャッターチャンスは、日没後すぐの空が真っ暗にならない時間帯です。だいたい10〜15分ぐらいです。
つまり、空が真っ暗だと、作品の周辺の環境がわからず、真っ暗闇にポツンと浮かび上がる絵になり、作品の状況が伝わりにくい場合があります。わざわざ、既存のスクリーンではない個性的な場所でやっているのに、その良さが伝わりにくいですよね。
そのため、私は作品の撮影に何度も足を運びました。天候の悪い日もあれば、日没時間を間違うこともあります。そのような経験から、2台同時に撮影できるフリープレートを購入しました。このプレートに装着すれば、1つの三脚に2台のカメラを固定することができます。さらに、画角を変えて撮影を行えば、2つの映像が同時に撮影できますし、万が一片方の撮影が失敗したとしても、もう片方は保険になると思います。ただ、強風にどれだけぶれずに耐えれるかは試してみないとわかりません。
つまり、自然や天候が関わる撮影(プロジェクションマッピングの記録など)において、シャッターチャンスを逃さず、労力を最小限にするため、2台同時に撮影できるフリープレートがオススメです。
さらに、SONYのレンズマウントアダプターLA-EA2を購入しました。これは、SONYのデジタル一眼レフカメラのαのレンズマウント、Aマウントのレンズが装着できます。ミノルタそしてSONYのレンズが使えるということです。NEXシリーズのレンズより、ユーザーや商品数が多く、中古市場も大きいAマウントも利用できます。
マウントアダプターという商品はたくさんありますが、ぴんきりです。LA-EA2は、SONY純正でオートフォーカスにも対応しています。しかも、3点クロス15点AFセンサー搭載ということで、一眼レフのα並の機能が追加されます。マウントアダプターに三脚の固定用のビス穴があるので、固定も安定しています。
NEX-VG10に装着した場合でも、自動でファーカスが動きました。レンズが自動で物理的に動くのは、なんかすごいです。
このレンズは、シグマ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ソニー用です。私は天体の撮影も興味があるので、Aマウントでしかもサードパーティーの低価格な望遠レンズを手に入れました。また、望遠のマクロがあるので、プレゼン資料で使うような模型や小さなものを撮影することにも適しています。
短い状態で90cm程度のそこそこ大きい三脚をもっているのですが、しっかりした撮影をしたい場合は、重たいんですが持っていきたいわけです。ただ、三脚ケースでしかもクッションが入っている使ってて疲れないタイプは、1万円程度してしまいます。三脚と同じメーカーのマンフロット社のライトスタンドケースを購入しました。半額程度ですが、しっかりしていてデザインも三脚ケースより良いというレビューもありました。一見、ゴルフバックみたいな感じですが、機材の一部が背中に当たるような違和感もないので、これで気軽に持ち出せそうです。
僕の場合、あと日頃からカメラに触れて、設定の調整を覚えておけば、失敗も少なくて済むはずです。
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