ビジネス

ソーシャルメディア時代の会員制度

Posted on 2012-05-10

ソーシャルメディアやNPOの時代において、
継続的な収入と仲間を集めるには、
会員制度が重要な1つの方法だと思います。

・FREEex(年12万円)
・Cloud City(年1万円)
・ゲンロン友の会(年6千円〜13万円)
・堀江貴文のブログでは言えない話(月840円、年約1万円)

時代性をあらわしていると思う会員制度をまとめてみました。

<共通点>
(1)著名人(または多数フォロワーがいる人)が主催している
岡田斗司夫さん、東浩紀さん、堀江貴文さん
(2)仲間、出資者になる感覚を得る

<感想>
「堀江貴文のブログでは言えない話」は、
有料メールマガジンで、従来型の情報の販売です。

それに対して、他の会員制度は、
会費の対価が、モノ、サービス、情報であることより、
仲間や出資者になることの方が重要な気がします。

「FREEex」は、社員や出資者という仲間になることが
最も意識されています。

岡田斗司夫さんは、会費を原資にして
自分のコンテンツをフリー化しようという
目的があります。

会員は、仕事のパートナーにもなり、
会費を払い一緒に仕事をしながらOJTのように学び
実績を積む仕組みになっています。

岡田斗司夫さんが企画している「Cloud City」は、
SNSのようなコミュニティらしく、
閉じられた場所で会員とコミュニケーションがとれ、
岡田さんの著作や動画が自由に見れたりするようです。

まだ、出来たばかりですが、
とりあえず、FREEexのライト版とざっくり捉えています。

東浩紀さんの「ゲンロン友の会」は、
会員のランクがいくつもあり、
サービスをお金で買っている感覚がありますね。

思想地図βが特典に入るランクもあり、
購読者にはおすすめなのかもしれません。

さらに、お金を出せば、上のランクに参加できるというのは、
他の会員制度に比べて、少し僕の気持ちが萎えますね。
もちろん、経営として当然のことだと思いますが。

あと、分野が言論なので、
僕が興味がある分野とは少し異なります。
言い換えれば、この中で一番専門性があると思います。

堀江貴文さんのメールマガジン
「堀江貴文のブログでは言えない話」は、
今回のテーマには、あまり合わない気がしますが、
岡田斗司夫さんが、FREEexしようと誘惑をしていますね。
メールマガジンが変化する可能性を感じています。

参考記事
「岡田斗司夫×堀江貴文の「ケイザイ超会議」!?」

会費で1億円程度あるという噂ですから、
もう、「堀江貴文」をフリー化することも
不可能じゃないと思われても仕方ない。

僕の考えというか、希望でもあるのですが、
会費とサービスの質を比較して、損得を考慮することよりも、
組織の目的、考え方の共感の方が大事だと思います。

その組織と会員制度の目的が、
参加希望者にとっては非常に重要な判断材料にもなります。

そのため、従来型ではない仕組みを試みれるんじゃないか、
やり方次第で、いろいろな事業に応用できるんじゃないかと
僕は、魅力を感じています。

現時点で、僕が参加してみたいのは、
「Cloud City」と「堀江貴文のブログでは言えない話」ですね。

他にも、オススメな会員制度があれば、ぜひ教えて下さい。

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