日記
ブスとは何か?美人とは何か?
イケダハヤトさんが参加している「ブスとは…」というweb連載にとても興味を持ちました。他に、苫米地英人さん、家入一真さん、宮台真司さんも答えています。比較していくと、とてもおもしろい。そのweb連載では、ブスを見た目の美しさや不細工さで判断するわけではなく、それぞれの価値観で評価しています。
吉岡洋先生は、ファッションチェックとは評価される人よりも、その評価者自体のレベルを反映するものという趣旨の話をされたことがあります。この連載においても、その評価する人の個性が十分に反映されたものでとても興味深かった。そして、答えが1つではない、明らかに間違った言える回答も出にくいと考えれるので、面白い問題設定ですね。
もし、僕が同じ事を考えたらどうなるのか、すぐに考えました。
「ブスとは、約束を守らない人」のことです。
そして、さらに美人とは何かも、考えました。
「美人とは、目的意識を持った人」のことです。
このブスと美人の答えは、僕の中で直接結びついています。
TVディスプレイに映るアイドル、小学校の遠くの席や隣のクラスの眺めるような子を恋愛対象にしているのであれば、単に見た目の良さだけを問えばいいのかもしれません。
しかし、現実の生活の中で、相手とコミュニケーションをとり、お互い協力して会話や食事が成立していくわけです。僕はビジネスに興味を持っているので、コミュニケーションは取引だと置き換えて考えることがあります。その取引の基本は、約束だと思います。
お店で商品を買うときも、セルフで買えることは、ほとんどありません。協力しないと買い物はできません。協力から約束そして信頼と、コミュニケーションの要になるのが、約束だと思います。
別の言い方をすれば、ブスは結果的に嫌われるまたは相手にされない傾向にあるとして、約束を守れない人は同じような結果を招くと思います。そして、そういう人は、助言を聞き入れないことも多いと思います。それは、なぜかと言えば、状況把握、計画と自己能力の客観視、問題解決という力が低ければ、約束も守れず、助言も聞き入れず、結果的にまわりに迷惑をかけることになります。
そして、次の美人とは何かにつながりますが、約束を守れない人はとても後ろ向きな生き方をしています。これが最も深刻な問題かもしれません。
「美人とは、目的意識を持った人」と答えました。素敵な人は、期待すべき未来を見ている人だと僕は考えています。その人にとって、日々の約束なんて、お茶の子さいさいです。だって、もうすでに遠い未来の約束をしようと考えているわけですから。多くの人々を説得して協力をしてもらい目的を達成する、これを言い換えると未来の約束です。
ブスは、後ろ向きな生き方と言いました。例えば、助言を無視する、出来ない約束をしてしまう、誰かに無理に助けてもらうとする、迷惑をかける、改善をしない。。。何が不幸かというと、消化試合のような日々を過ごしてしまうことです。約束してしまったこと、成果が決まっていることをどうやりくりしていくかばかりを考えることで、いっぱいになる生き方です。それは、美人が前を向いて、遠い未来を見るのに対して、ブスは後ろ向きでやりたくないことを処理しているように、僕の目には映ります。
それは、やりたいことをやっている人(=美人)、やりたくないことをやっている人(=ブス)と言い分けることもできます。その人が、本来やりたいことを自覚している人こそが、周りから見ても生き生きとした生き方をしている人、仲間を不幸にしない人、それが僕の中で人の美しさつまり美人の定義です。
人それぞれの考え方や価値観の優先順を整理する方法として、このブスと美人をどう考えるのかは、良い題材だと思います。しかし、ブスとは汚い言葉ですね。自分がブスになっていきそうです。何度も使い、大変失礼しました。そして、ブスか美人かは、ある意味女性への差別的な見方の1つかもしれません。でも、これは男女問わず言える話だと思います。
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