ビジネス, 日記

Amazonレビューを書き続ける

Posted on 2011-08-12

Amazonは、
私の生活の中で、欠かせないサービスです。

買い物が不便な地域に住んでいた時、
仕事で忙しくて時間がない時、
Amazonは非常に重宝しました。

サービスもどんどん良くなっていきました。
・当日到着サービス(Amazonプライム)
・家電や生活用品など品揃えが豊富になる

サービスの向上も値段も、
最初、私が考えていた以上に
店舗に追いつこうとしています。

ただ、それ以外にも、
Amazonに備わっている優れた機能があります。
・データベースの豊富さ
・検索精度の高さ
・おすすめ&関連商品の精度の高さ
・レビューの多さ

Amazonと同じようなネット通販サイトは、
いくつもありますが、
同じぐらい使い勝手の良いサイトは
出会った事がありません。

他のサイトや店舗で買う場合も、
まず、Amazonで参照することもあります。

本屋さんで、本の在庫を聞いた時、
Amazonで検索している店員を見る事もありました。
これには、驚きました。

そして、レビューの多さも魅力です。
実際に、利用者の意見を聞く事が、
購入の参考材料になります。

メーカーやマスメディアによる商品の紹介は、
広告でもあり、都合の良い表現になっている可能性が高い。
購入者としては、同じ目線でより多くの消費者の意見を参考にし
本当にそれが良い物なのかを見極めたいと考えるでしょう。

ただ、利用していた私ですが、
「文章が下手」というコンプレックスがあり、
それにも関わらず、大学院にも進学してしまったので、
文章を書く機会、習慣として
Amazonレビューを書くことを始めました。

主に、Amazonで購入した本の感想です。
ログインをして、レビューを投稿していくので、
私の書いたレビューがたまっていきます。

そして、私のレビュー自体の評価、
つまり、参考になったか、ならなかったかを
投票できる機能があるので、
文章の質を数値化し確認でき、自信にもつながりました。

そういった結果(投稿数、評価数)を元に
レビュワーランキングというものが作られます。

私は、たしか
始めたときは、1万位ぐらいから始まり、
今では、3千位ぐらいになっています。

私のレビューへの評価を、1100人ぐらいがしているので
これほど多くの人が私の文章を参考にしたということは
驚くべき体験です。

参考にされるための作戦を考える事も
良い勉強になります。
・新刊のレビューを最初に書く
・ディベートに見立てて、評価が高いレビューが多い場合は、
あえて厳しいレビューを書く

100個ぐらいの商品のレビューを書いたころ、
Amazonから見慣れないメールが届きました。
Amazon vineというサービスが始まったというお知らせです。

毎月1回、決められた商品の中から1つを選び、無料で貰えて、
そのレビューを書くというサービスでした。

つまり、モニターという制度ですね。

Amazonに商品を出品している企業が、
商品のサンプルをAmazonを通じて、
優良なレビュワーに配り、
レビューを書いてもらうシステムです。

商品は、安い物から高いものまであります。
本、家電、生活雑貨にわたり、数には限りがあります。
欲しい物があった場合、非常にうれしく、
毎月待ち遠しいイベントになりました。

一種のレビュワーの買収とも取れますが、
絶賛するといった偏りすぎたレビューは、
ユーザーにすぐにバレルので、
バランスの取れた意見でないと信用されません。

レビューが全くない商品は、
利用者が無いに等しいことなので、
レビュー評価が低い商品と同じかそれ以下と思われ
利用者は、購買欲を減退する場合もあります。

レビューが多い事は、評価の質に関わらず、
利用者が多いことを示しているので、安心感があります。

また、サンプルを出すという事は、
ある程度、商品に対して企業は自信があると考えられます。

レビューを書く事自体は、
元々、私にとって利益を求めたことではありませんが、
結果として、レビューという私個人の意見が
価値があると評価され、
商品が無料でもらえるようになることは、
うれしく、そして不思議な体験でもあります。

納税問題に関連して、
Amazonという企業を批判する意見が
出ていることは知っています。

Amazonで商品を購入する行為自体は、
消費者のそれぞれの考えがあると思います。

ただし、商品とその良さを知る伝えるという機能では、
Amazonは非常に優れた集合知的なシステムを構築しています。

Amazonで買わなくても、
調べる事もレビューを書く事も可能です。

そして、
私のように、文章を書く機会を作るというように、
個人の都合とうまくマッチすることができれば、
Amazonレビューを書き続けるをおすすめします。

集合知に如何に関わるか、
個人の知の提供とその報酬について考える事も
現代的なおもしろいテーマだと言えるでしょう。

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